川崎の未来を考える市民検討会

こんにちは。重冨たつやです。
昨日傍聴させていただきました市民検討会の報告をしたいと思います。
ツイッターやフェイスブックで少しだけ報告させていただきましたが、
詳しくということで。午前10時半から午後4時までと比較的長い会でした。

まず傍聴の目的ですが、以下の3点を知りたいと考えて傍聴にいきました。
①市民の方は川崎市についてどのように考えているのか
②市民と行政の協働を議会がどのように考えているのか
③議会報告会や議会主催タウンミーティングに生かせることはないか
他にも細かいことはありますが、今日はこの3点についてお伝えしたいと思います。

①について
もともと川崎に住んでいた方はもちろんですが、
引っ越してきた方は川崎に住みたいという理由で転入された方が多く、参加者の方々の川崎市に対するイメージは概ね良いようでした。
さすがにこの時代でも人口が増え続けている街だなぁと思いました。
議論のテーマは行政側が用意したもので、防災防犯・自転車・高齢化・子育ての4つのテーマについて話し合いがありました。

全てのテーマで、市民同士の繋がりの強化が必要だという話があがっていました。
これは少し意外でした。現代人は、近所の人との時間をもつことにそれほど魅力を感じないのかと考えていたからです。
実際、地元育ちじゃない方で近所の人と交流を持っている方はあまり多くないでしょう。
しかし本当は繋がりを求めていて、かと言って、積極的に交流する場を作れるわけでもなく日々時間が過ぎてしまっているということなのでしょう。
そう考えると、過疎が進む街ではないですが、改めて街おこしというか地域の繋がりを強化する機会が必要かもしれませんね。

細かい内容は紹介できませんが、参加者の方は問題解決のために知恵を絞って夕方にはそれなりにお疲れになって帰宅されたことと思います。
その様子を拝見して、問題の周知⇒情報の提供⇒意見の募集という流れをもっと作ることで市民の方も市政を身近に感じることができ、
街の一員である安心感などが得られるんじゃないかと思いました。

②について
残念ながら、市の新しい総合計画(30年計画)に市民の意見を反映させようという会に議員の先生方の姿はありませんでした。
主催者側の代表として、会の最後に市長が顔を出していましたが。
来月の議会のための準備でお忙しい時期ではありますが、どなたかいらっしゃるかと思っていたので残念です。
市民と行政が歩み寄りを始めているので、議会も頑張って欲しいものです。
会の途中で、「どうせこの会が終わったらこの会のことなど関係なく、総合計画をつくるんでしょ」とおっしゃっている方がいました。
悲しいですね。これが政治に対する本音なのだと思います。もちろん150万人にもなろうとしている巨大な街ですから、
1人ももれなく情報提供をするのは難しいかもしれません。一方的に、行政や議会に責任があるとも思いません。
しかし、もっと信頼してもらえる政治にしないといけないのは間違いないです。
ちなみに、今回の会に関しては、少なくとも参加者の方にはしっかりとその後の経過をお伝えして欲しいですね。

③について
今回は行政主催の意見を聴く会でした。議会にも同じことができるのは間違いありません。
もちろん、自分の支援者ではない方と長い時間一緒にいなければならないので、思わぬ質問が来ることもあるでしょう。
しかしそれは市民の声ですからしっかりと受け止めてさらに研鑽すればいいだけのことです。今回も市民の方から行政に怒り(?)の声が届くシーンが何度かありました。
議会と市民との繋がりのスタートが、情報提供中心がいいのか、意見集約中心がいいのか。今回の会だけでは、はっきり見えていません。
しかし、今回の会を見て、意見集約中心にしてもテーマを絞って運営をすれば意味のある会になるのではないかと思いました。
どのような繋がりから始めるのか、これは私がこれからもっと勉強しなければならないことです。
しかし、繋がりが必要なのは間違いないですから、なにかしらの機会を設けるべきです。
今回の会でも「行政が発信している情報と、市民が知りたい情報にズレがある」という声があがりました。
議会はどうでしょう。そもそも発信していないというのが現状でしょう。

最後にはなりますが、残念な真実をお伝えしなければなりません。
今回の会は600名に募集をかけて37名から参加承諾の返事があったそうです。6%ですね。少ないでしょうか。多いでしょうか。
しかし、良い真実もあります。少なくとも6%の方は市政に関して関心を持ち、時間を割いてくれるということです。
今回の会はとても建設的な会でしたし、良い試みだったと思います。

私の使命はこの6%を、100%を目指して、7%、8%としていくことです。
市民全員が市政について考える市があったとしたら、犯罪率も下がるでしょうし、迷惑行為も減るんじゃないかと思います。
議員の質も向上することでしょう。まだまだ道半ばですが、とてもいい刺激をもらえた会でした。