地方の議員は地元で議会報告会を行っていることがある。
あれは支持者への報告義務を果たそうというものだろう。
また、次の選挙でも支持してもらうために定期的に顔を合わせている必要もあるだろう。
あれはあれでいいと思う。個人の活動報告会としては。
しかし、議員個人による議会報告会というのには限界があるだろう。
まず自分をよくみせようとするだろうし、触れたくないところはさらっと流すことができるからだ。
議員には議員の言い分があるだろうが、行政には行政の言い分もあるだろう。
この両者がいないところで市民に報告が行われるのはフェアじゃないし、政治の一面を紹介しているに過ぎない。
おまけに、集まるのはもともとの支持者が多いだろうから、議員も大した緊張感もなく、座談会程度にしか考えていないこともあろう。
もしかすると、他の議員が提案したものを自分の手柄にしているかもしれない…
地域の代表である地方議員。もっと大衆の前にさらされるべきだと思う。
自分の活動に信念があり、世の中をよくするための活動だと胸を張って言えるのなら、
もっと多くの市民にそれを伝えて支持を訴えればよいではないか。
今の地方政治は住民との距離がありすぎる。
もちろんこれは政治家だけに問題があるわけではないが、都市部で職業政治家をやっているのなら、もっと主体的に、伝わるまで伝えるべきだ。
もちろん全住民にお知らせするのは難しいし、それが正しい政治かどうかもわからない。しかし、今は政治へのハードルが高すぎる。
行政と議会が協力して議会報告を行ってはどうか。
半年に1回でも、1年に1回でも、公式に宣伝をして、「家族のために市政をいっしょに考えよう」と宣伝しまくるのだ。
街おこしといっしょにやってもいい。町のイベントにするのだ。
音楽が街のうりなら、演奏会と議会報告会をセットにするとか。
農業なら、特産品を使ってディナー・トークショーのような形でやるのもいいかもしれない。
政治なんてそんな固いものじゃない。大切な人が幸せに暮らすために、
自分の払った税金をしっかり見守ろうと思えば自然と足は向くだろう。
日本にはまだそれくらいの思いやりは残っているはずだ。
そのために一部の人間が滅私奉公、先祖に恥ずかしくない政治活動をすればよいのだ。それがリーダーシップだと思う。




