一般質問に向けて ~6月活動報告~

ご無沙汰しております。
重冨です。選挙が終わり3か月が経とうとしています。
そろそろ市民が政治家を忘れてくるころかと思います。
忘れられないように、しかし本務に支障のないように、これからも情報発信をさせていただこうと考えております。
それでは、、、6月の活動報告をさせていただきたいと思います。

活動日数:29日間
活動時間:261.5時間
1日平均:9時間1分(移動時間含まず)

6月は7月に予定している一般質問の準備のための一か月でした。
議員といえども控室では、説明を受けてそれに対してやんわり意見を述べることしかできません。
(何期もやっていると控室での一言が行政を動かすほどの力を持つこともあるとかないとか)
あくまでも正式に行政に質問をして、自分の意見や提案を述べることができるのは議場です。
もう一つ委員会という場もありますが今回は置いておきます。

質問の内容を書いてはネタバレになってしまいますので、後日ホームページにもアップする予定の動画を見ていただければと思います。
ところでそもそも、名前は「一般質問」ですが、基本的には要望や提案で締めくくる議員が多いです。
しかし要望や提案だけを一方的に述べても、なぜ議員がそのような発言をするのか、
本当に議員の主張が正しいのか、傍聴者の方はもちろん、行政の方もわかりません。
なので、現状把握のための質問をし、そこにどんな問題があるのか、どんな改善方法があるのかという順に発言をしていきます。

学生のころから見ていた質問を自分がするときが来ました。川崎市議会の傍聴席は議員や市長が座っている階の上にあります。
なかなか難しい単語や言い回しが多く、上の階から見ていた時は退屈になることも少なくありませんでした。
だからこそ今回の質問は、市民にわかりやすい、をテーマの1つに構築しました。
外から見ていた時の気持ちを常に忘れないように意識していますが、議会内部の人間になってしまいましたから、気づかぬ間に染まっているなんてこともあるかもしれません。
是非みなさんに市議会議員・重冨達也の価値をジャッジして頂きたいと思います。
皆様から頂いた1票1票からお力をお借りし、若輩者かつ新参者でもこれだけできるんだということを証明したいと思います。

さて、ここからはさらに市政に関心のある方へ。

今回の定例会では、メディアでも多く取り上げられているある議案が出ています。
「川崎市特別職の市長の秘書の職の指定等に関する条例の制定について」です。
他にも関連する議案がありますが、一番メインの議案はこんな名前です。
川崎市長に秘書をつけようという議案です。秘書がこれまでいなかったのかというともちろんそんなことはありません。今回の秘書は「特別職」というところがポイントです。
これまで公務(市長としての仕事)と政務(政治家としての仕事)のどちらにも該当する活動には、
市の職員であるふつうの秘書を連れていけないことがありました。なぜなら、公務員は政治的な中立性を損なう政治活動を行うことができないからです。
そこで、市長は政権与党や他都市の首長などと完全に公務とは言い切れない打ち合わせをするときのために、特別職の秘書を税金で雇えるように議案を提出しました。

他都市でも同様の秘書をおいているところはありますが、今回議会での議論は3つのポイントがあったと思っています。

・そもそも具体的にどんなときに必要なのか
・2人も任用できるようにする必要があるのか
・他都市と比べて秘書の給料が高すぎないか

もちろん他にも議会では議論になりましたが、比較的このような趣旨の質問が多かったように思います。
他人の答弁内容を抜粋することは非常に難しいので、細かい答弁内容には触れませんが、それぞれ市長なりの答弁をなさっていました。
そしてまだ議会で採決が行われていない中で私の賛否を書くことも差し控えますが、私の意見は主に以下のようになります。

① 特別職秘書の必要性は完全に否定できない
② まずは1人しか任用できない条例でもよかったのでは
③ たしかに給料は高すぎるのでは

といったところになります。

さて、みなさんはどのようにお考えでしょうか。
「川崎市 特別秘書」で検索をするとこれまでの記事などもご覧いただけると思います。是非ご関心をお寄せください(^^)

重冨達也