未来を決める総合計画

4月25日に総合計画市民検討会議の傍聴に行ってきました。総合計画は、川崎市の今後30年間の方針を示すとても大切な計画です。
1年近く、庁内や有識者が議論してきているわけですが、今回の総合計画には市民の意見を反映したいという市長の意向もあり、
市民が議論する会議も設けられています。それが総合計画市民検討会議です。

市民が自分の街のことについて考えるとても良い機会だと思います。
これから「あれもこれも」を市政に望めない時代がくることを考えると、このような機会がさらに増やしていき、
街のことを自分事として考えられる市民を増やすことこそ議会・行政のもっとも重要な仕事だと思います。

しかし、残念なことに、この会議の存在を知っている市民は多くないと思います。
今回の試みが一過性のもので終わらないために、今回の成果を大きくプロモーションし、
議会・行政は市民参加の必要性と可能性をさらに強く示す必要があるはずです。

参加者の方々は意識が高く、
「大きな道筋を決める総合計画に参加できるのはとてもうれしい。」
「しかしこの計画がどのように実行・達成されていくのか。」
「私たちの生活にどのような変化を与えていくのか。」
「これらにこそ本当の市民感覚が必要なはずだから市民参加を検討してほしい。」
との意見が多く出ていました。

私はとてもうれしく思いました。私が選挙で訴えていたことを市民の方々が声に出していたのです。
私が訴えてきたことに共感して下さる市民の方々がいることを再確認できて、なんだか胸が熱くなりました。
仕事もある、家事もある。それでも土曜日に市政について熱く議論している市民の方々を前にして、
議員になる資格を得た自分に課せられた使命を再確認できました。

今、私は予算編成の過程に市民の声を反映させる方法を模索しています。最初の一般質問は決まりです。
是非とも今後の活動をご注目頂きたいと思います!!安っぽい言葉ですが、頑張ります!!