ありがとう、等々力プール!動き出した等々力緑地再編整備は止まらない

私が子どものころ、夏休みは等々力の市民プールに遊びに行くのが定番でした。今も変わらず人気がある等々力プールですが、なんと今年でお別れなのです。
夏休み期間の約50日が営業期間なのですが、期間中、5万人もの方が利用しているという人気スポットです。
さて、この等々力プールの解体を語るときに、等々力緑地全体が大きく変わることに触れないわけにはいきません。

公園施設配置図before(現在)画像1

公園施設配置図after(平成31年ごろ)画像2

※画像は移築前のアメブロをご覧ください。

「等々力緑地再編整備」ということで、実は平成20年10月に検討委員会が立ち上げられてから着実に進行してまいりました。
さて、プールはどこにいってしまうのか。実は行政は、陸上競技場のサイドスタンドやバックスタンドに入れられないか検討するとしています。
しかしこのサイドスタンドやバックスタンドの工事については、まだ詳細が決まっていません。平成28年度に決めるとしています。

このような状況で、プールに関しては議会に陳情と請願が出されてきた経過があります。
しかし、あくまでも行政が整備計画を変更することはなく、今に至っております。
行政のトップが選挙で選ばれた市長であることもあり、自治体の意思決定を変えることは容易ではありません。

ここまで来てしまっては、本当に残念ですが、この整備計画を受け入れ、それでも等々力のどこかにプールを作ることができないか、
私も1人の議員として行政の方と話し合いを続けていく責任があると考えています。
地元の方には怒られてしまうかもしれませんが、「とにかく陸上競技場の中にプールを作れ!!」というのも私は賛成できません。
なぜなら陸上競技場の第2期整備には150億円程度の費用がかかるとも言われており、
そんなお金どこからもってくるのかを責任を持って提案できないからです。

川崎市は第1期整備ですら、国から補助金を減額され、20億円の想定外の市債発行を余儀なくされています。
すでに減債基金という貯金を崩している川崎市。市役所の建替えを控えている川崎市。
財政規模に対する財政調整基金が割合が極めて低い川崎市。
川崎市全市で、地元に求められたものを作っていてはお金がいくらあっても足りません。

もちろん、等々力プールが川崎市でもっとも利用者数の多いプールであることを考えれば、このままでいいとも思いません。
私としては、陸上競技場の第2期整備にかかるお金を捻出できるように、
市民ミュージアムのように「歳出の抑制」を図ることができる施設について市に追及し、
債権の回収のように「歳入の確保」につながる働きを求めてまいりたいと思います。

また、平成36年以降に予定されている等々力緑地公園の拡大時には、等々力プールの復活も当然目指せますので、注視してまいりたいと思います。
市の計画は見えないところで動きだし、見えたころには止められない。
市民から最も近く、最も遠い市政を変えることを目指し、活動を続けます。